うつ病看護師の黙示録

医療看護業界の実情

死にたい気持ちは病気のせい

お金もない、仕事もない、頼れる人もいない。

死んだら楽になれるかな

という呪いの言葉はよく聞くもの。

 

結論、楽にはなれないのです。

 

とあるお話では自害された人はその瞬間を何度も繰り返すとのこと。

 

本当かどうかはわかりません。

でもそれなら生活保護や障害者年金など

社会福祉に頼りませんか。

生活保護を受けるには貯蓄や資産もなく頼れる家族がいないことが条件になります。

私はというと、貯蓄も家族もいます。

生保を受けたいとは思わないし、まだ看護師以外でやりたい仕事もあります。

だから、たまに死にたい願望が出てきますが

これは病気のせいなのだと言い聞かせています。

 

間違いではありません。病気のせいなのです。

 

妹は飛び降り自殺未遂をなん度もしました。

ただ、死にたくない気持ちがあり、足は折れて

頭の骨や腰も折れました。

バッキバキです。

内臓もぐちゃぐちゃです。

 

それが怖くて電車のホームから飛び出して命を捨てる人の処理はご存じでしょうか。

バラバラになった遺体の一部を拾います。中にはトラウマになる人も。

そんなのどうでもいい?そうですよね、死後のことなんていいですよね。

でも待ってください、電車を停めてしまうと何億円の損害賠償を家族が背負うことになります。一生払いきれないでしょう。

もう一つ、バラバラになった遺体を拾い損なうことがあります。

そしたらあなたはそこに縛られます。

天国は行けません。地獄も難しいです。

ただあなたはそこに立っているだけ、永遠に。

 

自室で命を断つと

みつかるまでに時間がかかり、体液や排泄物が出てきてそれが床に染み付きます。ニオイ、取れません。

もれなくあなたの魂もそこに染みつくので

事故物件になり、家族にも損害賠償が。

 

ここまであなたの頭にインプットしたところで

考えましょう。

デメリットだらけです。

 

痛くない死に方はありません。

息がとまりそうになるときも苦しいです。

 

では、生きることを選んだとしましょう。

経験したことのないステキなものと出会えるかもしれません。

食べ物でも趣味でも。

今、あなたはヒトリだとしか考えていないかもしれません。

その考えも病気のせいです。

 

気持ちを伝えなければ相手には伝わりません。

わかってほしいと思うのは非常にわかります。

ただ、あなたは相手のことをわかっていますか。

恐らく死にたい気持ちを持っていては理解することすら、頭が回らないと思います。

病気のせいです。

 

家族にも頼れられないなら

どこでもいい、連絡してください。

あなたをきっとフォローしてくれるはずです。

 

一度きりの人生、

日本だけでなく世界をみてください、

生きたくても生きられない人はたくさんいます。

我が子や臓器を売ったりして生きようとしている人もいます。

 

今はラインのオープンチャットというものがあります。同じ悩みを抱えている人に話すのもいいです。